西安餃子/赤羽店

SHI-AN GYOZA Akabane

Restaurant

Akabane, Kita-ku, Tokyo/2013.7

OVERVIEW

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    • 餃子の種類を豊富に取り揃えた中華料理店「西安餃子」。既存店の改修のため、 壁やパーティションの位置を変更できない場所が多々あった。それでもイメージを一新したいというクライアントの要望に対し、どのようなデザイン処理が可能か模索したところ、幅や長さを調節しやすい素材、途中で分断しても成立するデザインが良いという結論に達した。それは格子や左官などが分かりやすいが、私達がフィーチャーしたのはタイルだ。リピートによる均質なリズム感や独特な艶感は他の素材には無い特徴だ。ただ逆に、冷たい印象や単調にならないよう、タイルにはオリジナルのグラフィックを施した。内容は中華テイストのグラフィックを作為的に幅をもたせて数種類用意し、見る人によっていろいろなところに意識がいくよう意図した。
      結果、グロスで感じる印象と、着席したポイントで感じる印象が適度に変化し、ご利用いただく度に楽しさを感じていただける店舗へリニューアルできた。

      (井上愛之/ドイルコレクション)